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落語「千早ふる」柳家小さん治、好きな落語家です。 [落語]

「ちはやぶる 神代も聞かず 龍田川 から くれなゐに 水くくるとは」という在原業平の百人一首の中の短歌の意味を、金さんが長屋の先生に聞きに行ったのはいいが、この先生がいい加減な解説をするという落語です。いわゆる知ったかぶりのお話です。枕(落語の導入にする、ちょいとした小話)で、小さん治が、「世の中に知らないのに知ってるふりををする人がいるが、まだ、ましで、知ってて知らないふりをする人がいる。こりゃぁいけないね。記憶にございません!なーんて言う人は、きっと知ってんですよ。」なんてことを言ってましたが、そうだねと思いました。チクリと刺す風刺の精神は江戸時代も、今も変わらないのでしょうね。

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